エヴァが何より凄いのはオタク批判をしたこと。
テレビ版の終わり方でオタクがギャーギャー文句言ってリアル炎上させたうえ、
劇場版で真の最終回をやるといってオタクを大漁に釣っておいて、グチャグチャに破壊した内容。
しかも映画館で観てるオタクが実写で映し出されるという壮大なオタク批判をやった。
あれほど商業主義を超越したムーブメントは無い。
すごく痛快で何よりも最高のパンクと言える。
その後もエヴァは節操なくコラボやらグッズ化したりパチンコ化されたり適当に利用されてオタクが怒るという痛快。

オタクの熱狂とオタクの怒りとオタクの諦めと、この一連のムーブメントも含めてエヴァンゲリオンは完成されていると言える。
新劇場版はそういう意味ではもう別のシロモノ。
最後にオタクの期待を裏切りオタク批判をまたやったら評価するわ。