http://www.sanspo.com/sports/news/20170723/sum17072309350005-n1.html

 野球評論家の張本勲氏(77)が23日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・0)の名物コーナー「週刊・御意見番」に登場。21日の大相撲名古屋場所13日目で大関高安(27)を退け、通算勝利数を1048勝に伸ばして歴代単独1位となった横綱白鵬(32)に言及した。

 「白鵬はもっと重要視してあげないと。日本国内でこれだけがんばっているんだよ。国籍は紙切れ一枚で変えることができるのよ。民族は変えることはできないの」

 白鵬は近い将来の日本国籍取得を希望していることが判明。日本相撲協会の規則では、いわゆる親方になるための「年寄名跡」を取得するためには「日本国籍を有する者に限る」と明記されている。たとえ優勝回数38度の白鵬であっても例外ではない。だが、帰化を申請しそれが認められれば、不祥事に揺れた協会を一人横綱として支え、十分な実績を残してきた白鵬に障害はないとみられている。

 張本氏はその点を踏まえ、「おそらく将来、国民栄誉賞をもらうと思いますよ。値打ちはあります」と話していた。