体重わずか51キロ。がっちりした体格の選手が多い中、一際目立つ細身の右腕が快投した。
大阪大会3回戦で金光大阪が関大北陽に3−2で勝利し、4回戦進出。
河合幸輝投手(2年)が、6安打2失点で今夏初先発を完投で飾った。

「真っすぐで押せたのがよかった。きょうは最後まで投げるつもりでした。
高校で一番いい投球ができた」

身長1メートル71の小柄な河合の最大の武器はコントロール。
やり投げの国体選手で社会人、三菱重工で投手も務めた祖父に、幼いころから指導を受けてきた“投げ”のサラブレッドだ。
横井一裕監督(42)も「コントロールがすごくいい。とてもセンスのある選手」と期待を寄せる。

「体重は65キロくらいにしたいんですが、太らないのでコントロールに磨きをかけています」と笑顔で話す河合。
超軽量級2年生が、昨夏準優勝の金光大阪をさらに上へと導く。


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