19日、ヤクルトがDeNAに逆転負けを喫して13連敗。試合後、
「選手たちは目いっぱいプレーした結果。前を向いて戦うしかない」という
指揮官の言葉に力はなかった。

 一部の過激なファンから上がる、監督・コーチの退陣を求める声は勢いを
増している。2010年に当時の高田監督(現DeNA・GM)が成績不振を理由に
途中休養。小川ヘッドコーチ(現ヤクルトSD)が代行を務めるや、
破竹の快進撃を見せた例があるから、「夢をもう一度」と願うファンがいるのは確かだ。

 が、本紙が小川SDに聞くと、きっぱりとこう言った。

「もちろん、このまま(真中監督に)任せる予定ですよ。最後までやってもらう。
今はケガ人のこともあるし、どこに責任がある、というのも難しい。厳しい状況は
続いているけど、何とかやってもらうしかない」

 21日からの阪神戦で3連敗を食らえば球団ワーストの16連敗に並ぶ。
それでも、2年前に前年の最下位からリーグ優勝を果たした真中監督に対する球団の信頼は、
まだ揺らいでいない。

日刊ゲンダイ
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