総務省が東大大学院などと調べたテレビやネットの利用状況によると、2016年の平日1日あたりのテレビの視聴時間は、前年比3・6%減の168・0分だった。
ネット利用時間は同10・3%増の99・8分で、4年連続で増えた。年代が低いほどテレビの視聴が短く、ネットが長い。10〜20代はネットがテレビを上回った。

 ネット利用の内訳で最も長かったのは「メール」で、全世代平均で30・1分。
ツイッターやフェイスブックなど「ソーシャルメディア」は25・0分、「ブログやウェブサイト」は21・2分。
10〜20代ではソーシャルメディアが約60分で最長だった。

 休日はテレビも健闘している。視聴時間は225・1分で前年より2・6%減ったが、比較可能な13年(225・4分)以降はほぼ変わらない。ネットは3年連続増の120・7分。

 13〜69歳の男女1500人に12年から年1回聞き、昨年の調査期間は11月26日〜12月2日。

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