https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00000028-zdn_mkt-bus_all
どうなるのか 巨人、山口俊投手の不祥事

2014年10月、澤村拓一投手が六本木のクラブで20代の男性に「何をジロジロ
見てんだよ」などと突然因縁をつけ“掌底(しょうてい)”で相手を負傷さ
せる事件を引き起こした。明るみに出る前に球団側が、警察に被害届を出し
ていた男性と密かに接触し、示談金を用意するなどして何とか和解が成立。
被害届を取り下げさせ、表沙汰にはならないはずだった。ところがその後、
この騒動が『週刊文春』によってスッパ抜かれ、あっと言う間に公に広まって
しまった。

 事情通は、こう打ち明ける。

 「澤村の件に関しては一連の報道と真相が違うところがいくつかある。
これだけひどい事件にもかかわらず、球団側が被害者の男性に用意した示談
金の額は一説によると『30〜40万円程度』だったらしい。こんなメチャク
チャなことを一方的にされたのだからもっと払ってもらっていいような気
がするが、この男性が大人しくモノを言わないタイプだったので足元を見
られた感もある。

 当時、被害者の男性は銀座で美容院のスタッフとして働いていた。カネ
に困っていたわけではないので、澤村をしっかりと管理できなかった球団
側がちゃんとした謝意を示せばそれで終わるはずだった。ところが巨人側
の命を受けてやって来た担当者の“上から目線”の対応に驚いた男性は、
『こんなに現実離れした態度の大きい人たちと関わっていたら、自分がお
かしくなってしまう』『ここでカネを受け取ったら、逆に何をされるか分
からない』などと思い込み、結局この示談金は受け取らず話を終わらせよ
うとした。にもかかわらず、担当者は男性に『この一件について他人には
口外しない』という主旨の覚書にサインを求めた」

4年総額8億円。

澤村事件から3年も経たないうちに、所属選手の暴力トラブルが発生し
た巨人。とにかくイメージ低下は避けられそうもない。