自身のツイッター投稿がJ1・浦和レッズのサポーターなどの反発を招いて大炎上し、議員事務所に殺害予告ともとれるファクスやコメントが届いていた衆院議員の上西小百合氏(34)が19日、東京の衆議院議員第一会館で会見を実施。同日、警視庁麹町署に出向き、殺害予告について相談したことなどを明かした。

 会見では、SNSや動画共有サイト「YouTube」を用いた情報発信に批判の声が多く集まっている、女優の松居一代(60)についても言及。「コメントすることはないんですけど…」としつつ、「芸能界の方はテレビに出ないといけないんですから、そういう手段を使われるのは自由なんじゃないでしょうか」と、計画的な“炎上”であるとの見方を示した。

 松居の動画については「自分で見たことはなくて、テレビで拝見する程度」と説明。その上で「(松居は)1人でやってるわけじゃなくて、周りにいろんな方がいて動画を作ってらしたりされてるのでは。“チーム松居”が作ったものだと思います」と分析し、「裁判なり何なりに突入されるんじゃないかなと思っています」と先行きを見通した。

 自身も今回を含め、SNSがたびたび炎上している上西氏だが、「私が炎上したって、何の得もないですから」と計画性は否定。さらに「真のサポーター魂を持っていて、真剣に応援している方だったら、私のコメントなど目もくれないと思っていた。スポーツの分野、サッカーに関しては表現の方法を考えていかなければいけないと思っているが、政治の分野に関しては変わることはないと思っている」と、発信に対するスタンスは基本的に替えないという意思を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170719-00000151-dal-ent