ツイッターでサッカーファンを中傷し、大炎上している“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員(34)が19日、TBS系「ビビット」にVTR出演し“炎上商法”を否定した。 

 発端は15日に行われた浦和とドルトムントの親善試合だ。2―3で逆転負けを喫した浦和に対し、上西議員が「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」とツイートした。 

 上西議員は番組のインタビューに「一番最初は、一観客としての感想を書いただけなんで、こんなリツイートは想定していなかったです。プロフェッショナルな方がつぶやいたなら、それでワーッとなるかもしれないですけど、国会議員ですよ、ははは。思わぬ反響があったのは驚き。今でも何なのか分からないです」と答えた。 

 上西議員のツイートに激怒したサポーターから罵詈雑言が届くと「なんかブーブー言ってる」と不満を口にし、「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」とつぶやき、さらに炎上。現役Jリーガーも反論し、殺害予告まで飛び出す大騒動になった。 

 上西議員は「死ねとか、お前殺すぞとか、さらうぞ!とか、過激なのがあった。それはスポーツの話をしているときには、ないんじゃないかなとカッとしてしまった」と説明。「熱狂的に応援していることを盾にとって、人を殺すとか、そういうのは許せないなと思って書きました」と、ツイッターで誹謗中傷を繰り返す一部の人への発言と主張した。 

 炎上商法と言われることについては「スポーツのことで炎上しても議員に得なんて全くない」と否定。また「(上西議員の)支援者に対して“自分の人生乗っけてんじゃねえよ”と言えるか?というコメントもある」には「支援者とファンは明確に違います。支援者は私に政治の世界で何をさせようかってことです」と主張した。 

 さらに「次の選挙で当選するっていうのは大変で、私にはそんな余裕ないですから」と話したところで、公設秘書(元音楽プロダクションの代表取締役)が割って入り、上西議員に「何で『大変』って言うんだよ。みんな大変なんだ」とダメ出し。その後も、秘書はインタビュー中、18回も上西議員の発言に細かく“指示”を出した。 

 2人のやりとりを見たコメンテーターのオリエンタルラジオ・中田敦彦(34)は「この2人の関係性は、完全にマネジャーと若いタレントさん。芸能界の手法と政治の世界でフィットしていない」と指摘。MCの国分太一(42)は「秘書がいないと成り立たない議員を選んでしまったのかなと思ってしまった」と議員としての資質を疑問視し、「秘書の言葉を聞いていて、影響されているのかなとも考えられます」と付け加えた。 

 また、MCの真矢ミキ(53)は「生きやすい社会をつくってくれるのが議員だと思ったから、社会を荒げてどうするんですかと思ってしまう」と残念そうにコメント。「言葉使いが汚い」「子供に聞かせられない」との声にうなずいた。

7/19(水) 11:12配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170719-00000010-tospoweb-ent