【ぴいぷる】AKB総監督・横山由依、後輩の“結婚宣言”「いい未来につなげてほしい」 ファンの支え感じた総選挙


小学4年のとき、歌手、CHEMISTRYのコンサートに感動し芸能界を目指したが、AKB、SKEのオーディションに落選。
高校2年の秋、母と「最後のチャンス」と決めたAKBの9期生オーディションで夢をつかんだ努力家は、
15年に「カリスマだった」という高橋みなみから総監督を引き継いだ。

「私は今、目立ったことがなかなかできていないかな。それでも変わっていくメンバーや時代の中でも、AKBを愛していることとか、
変わらないものをメンバーと共有し進んでいきたい。今すぐに結果を出そうとかではなく、5年、10年後につながるように、ゼロから作っている感じです」

6月の総選挙では「めちゃくちゃうれしかった」という8回目で初の7位を獲得した。

「最初は圏外。その後も順位が上がったり、下がったりする中で、選抜にいていいのかな、総監督でいいのかなと思うこともあったけど、
こういう形でファンの方が後押ししてくれる。自分も甘えてばかりいられない」

それでも300人超のメンバーをまとめるのは一苦労。総選挙では「知らなかった」というメンバーからの結婚宣言など
「昔にはなかった難しさも出てきたかな」と苦笑いを浮かべる一方、後輩たちの頼もしい成長も感じた。

「結婚自体はおめでたいことなので祝福したい。本人から活動をまっとうすると聞いたので、いい未来につなげてほしいし、
それに対して、ガツンと言った後輩のスピーチは、事前に考えていたこれまでとは違い、その場で感じたことを言葉にしたと思う。
ほかのメンバーも含め、素直な気持ちが聞けた総選挙。表だっては見えにくいかもしれないけど、空気感は良い方向に向き始めています」

相次ぐ卒業も「ファンを不安にさせてしまっているけど、その子たちがいたのもAKBの歴史で、
変わりゆくものを見守ってもらえるのがAKBの良さ」と独自の視点を持つ。もっとも本人は卒業を「1回も考えたことがない」と笑う。

「総選挙でステージに上がれないメンバーを見て、みんなと東京ドームに立ちたいと思ったし、
自分を含めAKBのメンバーをもっと知ってもらいたい。最近思うのは、先輩たちがいるから、昔のAKBが好きだった方も応援してくれる。
先輩たちがいる間に、昔からのAKBの良さを残せるよう、自分たちはしていかないといけない」

「表に出さないのが私のダメなところ」というが、指原莉乃や山本彩ら各グループの主要メンバーや秋元氏、劇場支配人らとの話し合い、
メンバーには今後の活動への意見を求めた。「劇場や握手会といった伝統を守りつつ、曖昧になりかけているルールや目標を作っていこうと。
メンバーからの意見をまとめ、決めていけたら、もっと一つになれると思っています」

総監督として強い責任感をみせるが、個人の目標の話題になると、ふと表情が緩んだ。

「AKBに捧げる、守るだけじゃなく、一歩抜け出した挑戦もしたい。AKBでいろんな活動をやらせてもらった中で楽しいと思った演技。
昔から大好きな歌やナレーション、着物や浴衣が大好きなので関われる仕事もいいな〜」
http://www.zakzak.co.jp/ent/news/170714/ent1707141881-n1.html