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船越に送った謝罪の手紙

 実は今年の六月末から、ブログなどで夫について赤裸々に暴露を続ける松居が、絶対に明かそうとしない事実がある。
 今年四月、船越に宛てた手紙で、悔恨の言葉を長々と綴っているのだ。
〈私の人生はあなたがいないと意味がないのです〉
〈もう十二分に反省をしました。(中略)私の全細胞60兆の細胞で猛省してきました。本当に申し訳なかったです。(中略)私を妻としてくれたあなたに対して私は、いたらない妻でした〉
 現在は一方的に船越を攻撃し続ける彼女は、なぜ反省の弁を記したのか。
「長年にわたるDVや暴言だけではありません。船越さんに『夫婦仲は修復不可能』と確信させた一昨年の事件について、彼女はひたすら謝っているのです。
しかし船越さんが謝罪を受け入れず離婚が不可避と知ったため、彼女は先手を打つ意味で暴露を始めたのです」(前出・船越家の知人)
「一昨年の事件」は、一五年十月に起きた。自著「松居一代の開運生活」(アスコム)の出版会見で、彼女は、約二週間前に亡くなった川島なお美さんが結婚前の船越と交際していたことを暴露したのだ。

「死んだ女は関係ない」

「報道で発言を知った船越さんはすぐに松居さんに電話をかけ、ものすごい剣幕で怒鳴ったのです。松居さんは電話口で泣きながら『私じゃないわよ』、『私が嘘をつくはずがない』などと釈明していましたが、
電話を切った途端、舌を出しておどけていたそうです。この発言がヤフーニュースで取り上げられると『トップ10に入ったわよ』と大はしゃぎしていました」(同前)
 亡くなった川島さんのプライバシーを暴露して注目を集めようとしたことに世間から批判が集中したが、もうひとつの疑惑がある。
「松居さんは記者の質問に答える形で、川島さんのことを話した。質問した記者は地方紙の記者を名乗る謎の人物。
名刺を持っておらず、なぜか会見が終わる前に姿を消した。彼が名乗った地方紙では会見が取り上げられていない。松居さんが仕込んだ“サクラ”ではないかと言われています」(前出・取材した記者)
 船越に責められた松居は
「死んだ女がどうなろうと関係ない」、「私の本が売れればいい」と逆ギレしたという。
 会見から二週間後、松居と船越は六本木の東京ミッドタウンの天ぷら屋でも激しい口論を交わしている。
「さらに『離婚会見を開く』と言い出して、船越の事務所にFAXを送ったのです。さらに翌朝、船越のマンションの玄関に、
船越家の仏壇と、紙袋に投げ捨てられた船越の両親の位牌が乱雑な状態で放置されていた。その様子を見た船越さんは茫然自失状態でした」(前出・船越家の知人)
 七月八日のブログで、松居は過去のDVを完全否定し、こう吠えている。
〈私が怒っているのは、夫は自分のしてきたことを、ひたすら隠して まるで、結婚生活の被害者のように装い 私に、血だらけにされたと、大ボラを吹いているのだ 血だらけだったら、救急車を呼ぶだろう 診断書もあるだろう 出してみろ!〉
 船越側は、先祖の位牌が乱雑に放置された様子(二七頁の写真)や、DVで切りつけられた衣服の写真などを保存しているという。

 松居の長男は、騒動後、船越を叱責するように、こう言い放ったという。
「なんでもっと早く離婚しなかったんだ!」
 かつて愛した夫を攻撃し続ける松居は、一体、どこに向かおうとしているのか。