小学生
ピークの半減と壊滅的
スポーツ少年団の調査で、小学校の男子軟式野球部員は2007年の17.1万人から2016年は11.5万人に33%減少。

硬式でもあるボーイズ小学生部門は半減
注・文科省により「ベースボール型」授業を6年間実施中

中学生
中体連(日本中学校体育連盟)の調査で、軟球でプレーする男子軟式野球部の加盟生徒数は、
2007年には30.5万人だったが2016年には18.5万人に。
この10年で実に4割弱減
あと9年でプレーヤー消滅ペース
この10年で少子化減少率5.8%の6.7倍に当たり、他競技に目立って減少している
ちなみに少子化によって中体連に加盟する男子生徒数もこの間、8.8%ほど減少

硬式、日本リトルシニア中学硬式野球協会(7連盟)も4年前をピークに3771人減少
あと15年でプレーヤー消滅ペース
ただし、7連盟外や複数登録などが指摘されており正確な数字は誰も把握していないとされる

高校生
全競技トップから転落
日本高野連によると、硬式の部員数は昨年より6062人少なく、3年連続の減少
1982年の調査開始以来、最大の減少幅となった
加盟校数は25校減の3989校と12年連続で減少し、平成に入って初めて4千校を割り込んだ
5校連合登場、琵琶湖より広域チームも
高野連理事曰く、全体の8%が女子マネ及び女子部員
高野連事務局長「今後、この流れは加速していく」

軟式の部員数は昨年から258人減の9303人で、4年連続の減少

大学生
2007年から37.8%増
文部科学省の統計によると、2005年から2014年の10年で大学数は55校増えている
特に私立大学は50校増加で新設私立大学の宣伝に利用とされる

社会人
4分の1に

草野球
半減

ちなみに
各地の高野連が審判員の確保に頭を悩ませている、団塊の世代の引退が大きな要因
日本高野連は審判員数などを詳細に把握していないが、
「各地で課題となっており、今後、実態を把握して対策を考えなければならない」としている

島根県では約20年間でほぼ半減
群馬県野球連盟の審判はボランティアで、
高校野球、学童野球、社会人野球など、アマチュア野球で広く活動している
同連盟審判部によると、登録された審判は07年から8割弱まで減った
平均年齢は61・1歳、最高齢は87歳と高齢化も進む

野球用具メーカー
危機感から21社による社団法人「球活委員会」創設