http://www.sanspo.com/baseball/news/20170709/buf17070918230005-n1.html

 9日に大阪市西区の京セラドーム大阪で行われたプロ野球オリックス−ロッテの試合前に、観客席で広告の設置をしていた作業員が誤って鉄パイプ(長さ約2メートル、重さ約6キロ)を落下させ、グラウンドにいたオリックスの中島宏之選手(34)にバウンドして当たる事故があった。中島選手は病院で診察を受け、右腰から首にかけての打撲と診断された。試合にはベンチ入りしたが、出場はしなかった。

 広告はバックスクリーン下の5階席に設置される予定だったもので、中島選手は外野の中堅付近でストレッチをしていた。自力で歩いてベンチ裏に下がり、トレーナーに付き添われて病院に向かった。中島選手は試合後、「チームメートから『危ない』との声が聞こえた。(自分は)全く見えていなかったので、頭を隠した。今でも痛みは多少ある」と語った。 オリックスの玉川民平事業本部副本部長は、通常はグラウンド上に選手がいる場合は作業を行っていないとした上で「作業のすべてを見直し、善処していく。お騒がせして申し訳ない」と陳謝した。

福良監督(試合前の事故で打撲を負った中島に)
「本人はいけると言っていたが、2〜3日は無理かなという感じ」