「陸上・南部忠平記念」(9日、厚別公園陸上競技場)

 女子100メートルが行われ、福島千里(29)=札幌陸協=は11秒36(追い風1・3メートル)で優勝したが、世界選手権の参加標準記録(11秒26)を突破できず、5大会連続となる世界選手権代表入りを逃した。

 今季からプロに転向した福島だったが、シーズン序盤からレース中に足にけいれんを起こす場面が目立ち、苦しんだ。6月の日本選手権では100メートルで8連覇を逃し2位、200メートルでは7連覇を逃し5位に終わっており、今大会での参加標準突破が世界選手権へのラストチャンスだった。


2017.7.9
https://www.daily.co.jp/general/2017/07/09/0010355013.shtml