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2017/07/09(日) 01:44:11.79ID:CAP_USER9過去に4つのクラブで監督を務め、すべてで解任を経験した本紙評論家・清水秀彦氏(62)が
「親会社が監督を“従業員”と見なしているようなクラブもある」と怒りを込めて苦言を呈する。(聞き手・久保武司)
−−日本人監督ではピカイチの森保さんが辞めてしまいました
清水「驚いたね。でもな、ルヴァン杯の試合後に話を聞いたとき(6月29日発行の本紙に掲載)、そんな気もしたよ。G大阪からパトリックを獲得する話をしただろ?
監督の心情なら、点を取れる助っ人がくるのはとてもありがたいはずだが、心ここにあらずという感じだった」
−−シーズンの半分を消化したところでケジメをつけた
「あいつなりの精いっぱいの“最後の抵抗”だったのかもしれない」
−−というと?
「今季のJ1は18クラブ中13クラブが日本人監督だが、前半戦を終えて、ポイチ(森保氏)の辞任を含め退任した4人は全員日本人だよ」
−−外国人監督は総じて年俸が高く、自己主張も強いから、簡単にはクビを切りにくい事情があります
「それもそうだが、いまの日本人監督は、マネジメント会社の人間が“ウチにいい監督、いますよ。いかがですか?”と各クラブを回った結果就任するやつが多い。
あれ? この監督、昨年は別のクラブにいなかったっけ? 大した成績じゃなかったけど、というやつら。そういう連中はフロントの言うことを忠実に守る。フロントからすれば使いやすいんだよ。
でも、それで勝てるか? J2に陥落しなければいいや、ぐらいにしか思ってないって。それではお金を払って見に来てくれるファンやサポーターに失礼だよ。夢がない。
親会社から見れば、Jリーグの監督なんて所詮従業員のひとり、そんな風に思っている人たちに俺はたくさん会ってきた。
もちろん、ポイチ(森保)や鹿島をクビになった石井監督には、当人たちにしかわからない事情もあったんだろうけどさ」
−−清水さんも何度もクビになりました
「あはは(苦笑)、俺は違うことは違う、とフロントに主張してきたからね。それがプロだと思うもん。組織というのはどこもそうだと思うけど、
いい時はみんないい顔をして、ちょっと勝てなくなったりすると、いろいろ言い始める輩が出てくるでしょ? もちろんクビになれば、明日からご飯をどうしようと不安に思うこともあったけど、
Jリーグの監督はもっと純粋に“プロ”であることを突き詰めないと。ポイチ(森保)は正真正銘のプロ。次のチャレンジをすれば、もっといい監督になるよ」
ZAKZAK
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