J2のFC岐阜は第22節の9日、岐阜市の長良川競技場で15位京都と戦う。10試合勝ちなしで前半戦を終え、巻き返しの後半戦にしなければならない岐阜。大木監督は「クオリティーやスピードを上げていかないと」と力を込める。

 5月の京都との前回対戦は、後半にMF小野のゴールで先制したが、追い付かれて1−1。相手の長身FWに手を焼いたこともあり、監督も「前線にボールを入れて攻撃を成り立たせる(チーム)。迫力がある」と語る。前節で同じような戦術を取った福岡に、粘り強く戦えていただけに、今節も継続すべき部分。身長が190センチ前後あるオリス、闘莉王の前線に気を付けたい。

 イレブンの雰囲気は悪くなく、DF福村も「勝ち負けに影響されるチームじゃない。練習でもメリハリが付けられている」と話す。まず1勝を挙げることが先決で、「一つ勝てればリズムがまた良くなるはず」(福村)。好スタートを切って、後半戦に突入したい。

http://www.gifu-np.co.jp/news/sports/20170708/201707081057_7797.shtml