日本中が涙した小林麻央さんの死去から2週間が経過した。
息子の勸玄君は3日の「七月大歌舞伎」で、父親の歌舞伎俳優・市川海老蔵とともに「宙乗り」に挑戦。
これは病床の麻央さんが最期まで見たがっていたシーンで、海老蔵は宙乗りの瞬間についてブログで「よくやった そばにママいたね、と互いに話しました」と綴った。

一方で心配されるのは家族のメンタル面だ。
なかでも「一卵性姉妹」とまで評された姉の小林麻耶を気に掛ける声が多い。
麻耶は先月26日のブログで、最愛の妹を失った心境を告白。

「正直、この現実を私は受け止めることができずにいます」「もっと一緒にいたかった もっと一緒に話したかった もっと一緒に笑い合いたかった」「これまで妹が教えてくれた…当たり前のことなど何ひとつない 日常の有り難さ 命の輝き、尊さ 愛に生きるということ ひとつひとつ噛み締めながら妹がいない現実とともに生きていきたいと思います」とつづっていた。

一部週刊誌では、麻耶が麗禾ちゃんと勸玄君の母親代わりとなり、生涯面倒を見る決意を固めたとも報じられたが…。

「彼女が妹の子供2人を気にかけているのは間違いない。
その献身ぶりから、マスコミの間では『海老蔵の再婚相手は麻耶では?』という声もチラホラ聞こえてきている。
たしかにその見立てはわかりますが、この段階で言う話ではないですよね」(テレビ関係者)

だが、麻央はそんなゲスマスコミの勘ぐりもすべてお見通しだった。
生前、そうした議論が飛び出すことを予期して、姉の麻耶に「お姉ちゃんはお姉ちゃんの人生があるんだよ」という主旨の話を伝えていたという。
「死期を悟っていた麻央さんはそこまで物事を考えていた。本当に頭が下がります」(歌舞伎関係者)

いまもなお深い悲しみに包まれている家族たち。
安寧とした日常生活が訪れる日が来ることを願って止まない――。

http://tocana.jp/2017/07/post_13759_entry.html