■週刊文春2017年7月13日号
【独占スクープ】
船越英一郎が松居一代に離婚調停“前真相”
謎のブログ更新の背景には夫婦の壮絶な闘いがあった。
妻は「バイアグラ不倫」を疑い、夫は顔面血だらけになるほどの妻からの暴力を主張。
しかも父・英二逝去の際、松居は「やっとくたばったか、クソじじい」と言い放ったという。双方の言い分を基に結婚17年目の離婚劇を完全ドキュメント。

より抜粋

 松居が振り返る。
「船越が、湯河原に住んでいたご両親に子連れの私と結婚したいということを伝えに言ったとき、お義父さんは日本刀を抜いて、
『親を捨てて女を取るのか』とおっしゃったそうです。悲しいことに、これが船越とお義父さんの最後でした。彼は、それでも私を嫁にして、息子の父親になってくれたのです」
「夫婦関係が壊れたわけではありません。その後も、『今日はどっちの部屋で寝ようか』と普通に話して、実際に行き来していました。仕事のあるとき以外は、夫婦は常に一緒でした」

(船越家の知人)
「船越さんは、結婚当初から、松居さんの暴力に悩まされてきました。他の女性とのメール履歴を見た松居さんは、携帯電話を沸騰した鍋に入れて破壊。
さらに、『離婚する』と言って暴れ出すとハンガーで船越さんの頭を殴りつけ、台所から持ち出した包丁を船越さんに向けたのです。
殴る蹴るの暴行を受けた船越さんは顔面が血だらけになるほどだったといいます」
「椎間板ヘルニアを患って入院していた時に、松居さんは病室のベッドで馬乗りになって、『さっさと電話をよこせ』と怒鳴り、胸ぐらを掴んでベッドに叩きつけた。
そのため病状が悪化し、退院が先延ばしになった。また〇九年頃には船越さんが知り合いの女性にたわいないメールを送っていたことを松居さんが発見し激昂。
靴で船越さんの頭を十回以上殴りつけた。意識が遠のく中、頭部が不自然に柔らかくなっていることに気づいた船越さんは、数ヶ月の通院を余儀なくされたといいます」
「一二年頃のことでした。船越さんが言動をたしなめたことに怒った松居さんがサンダルで殴りつけたため、マネージャーが『頭はやめてください!』と止めに入った。
すると松居さんは『刑務所でもなんでも入ってやる!』と言って再び船越さんに殴る蹴るの暴行をくわえ、ハサミを振り上げた。間に入ったマネージャーにハサミを振り下ろし上着が切り裂かれたのです」
「〇七年に英二さんが亡くなったことを知った松居さんは電話越しに『やっとくたばったか、クソじじい。罰が当たったんだ、ざまぁみろ』と言い放った。
一〇年にうつ病を患っていた船越さんの妹さんが自死したときも、嘆き悲しむ船越さんに対し、松居さんは『アイツは私にたてついていたから、呪い殺してやった』などと口にしていました」
 一五年十月七日には、松居は、自著の出版会見で、突如として、船越が故・川島なお美さんと過去に交際していたことを暴露。このときは世間からも非難の声があがった。
「結婚前の極めてプライベートな事柄を公表されたことにショックを受け、船越さんが直ちにやめるように言ったところ、
松居さんは『死んだ女がどうなろうと自分には関係がない。本が売れればいいのよ』と言い放ったのです」
 同じ時期、松居は船越に何の説明もなく、船越の所属事務所に離婚会見を開催する旨のFAXを送信。
会見は未遂に終わったものの、船越と所属事務所が仕事先へ事情説明に奔走する事態になったという。
「船越さんは所属事務所から松居さんと夫婦でいる限り、事務所としてマネジメントできなくなる可能性が高いと通告されていたのです」