清原和博、独占告白2時間6分。笑みはなく、手は緊張で震えていた。
6/29(木) 8:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170629-00828359-number-base&;p=1
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170629-00828359-number-base.view-000

 記憶の中にある清原和博はそこにいなかった。

 目は力を失い、手は小刻みに震えていた。

 頭ではわかっていても、言葉がなかなか出てこない。一語、一語、間をおきながら、もどかしそうに絞り出す。実際このインタビュー中、1度も笑みを見ることはなかった――本日発売のNumber930号「清原和博『告白』」の取材での話である。

 いくつになっても無邪気で、悪戯っぽくて、どこか憎めないあの笑顔はなかった。

 ひょっとすると微笑んだシーンがあったのかもしれない。ただ、もしそうだとしても受け取る側には到底、笑みとわかるものではなかった。

■自分たちの記憶にある「4番」のイメージを追いたかった。

 「正直、このインタビューを受けるにあたってすごく緊張しています……。今日、家を出てくるまで、どうしようか、どうしようかという葛藤もありました」

 自らそう打ち明けたように、清原氏がまとっていたのは怯えであり、苦しみであり、弱さだった。