欅坂46刃物男の巧妙手口 握手会には空港並み警備が必要に


ひとつ間違えれば、大惨事になっていた。アイドルグループ「欅坂46」が今月24日に千葉・幕張メッセで行った握手会で、
会場内に果物ナイフを持ち込んだとして、無職の男(24)が銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕された事件だ。

男は手荷物置き場で発煙筒に点火し、会場内は煙に包まれ、大パニックに。
しかも、メンバー1人の名前を具体的に挙げて「刺して殺そうと思った」と供述しているというから、
メンバーにしてみれば生きた心地がしないだろう。

事件翌日の握手会は予定通り行われたが、平手友梨奈(16)らメンバー6人が体調不良などで欠席した。

男の手口は巧妙で、まずは果物ナイフが入った手荷物を誰かの“忘れもの”として係員に届けた。
自らは手ぶらで手荷物検査と金属探知機をすりぬけ入場。

その後、忘れものとして届けた手荷物を受け取りに行き、果物ナイフを持ち込むことに成功したという。
当日、金属探知機の検査は主に体のみで、手荷物は目視での確認のみだったという情報もある。

そうなると、手荷物に“凶器”を忍び込ませることはたやすく、今回の男のように入念に計画すれば、さらに大胆な犯行も可能だろう。
今後は、空港や国会議員会館に導入されている「金属探知機ゲート」や「X線による持ち物検査」なども必要になってくるのではないか。

「思い出されるのは、14年5月に起こったAKB48の握手会での事件です。当時24歳の無職の男が、川栄李奈らメンバーをノコギリで切り付けた。
男には懲役6年の実刑が言い渡されています。しかし、川栄らには“トラウマ”が残り、その後握手会に参加することはなかった。

大規模な握手会の場合、警察だけでは全く警備が追い付かず、バイトスタッフを雇ったりしていますが、しょせんはバイト。
今回の男のように“捨て身”でかかってこられると防ぎようがない。
3年前の事件以来、第2、第3の襲撃事件がいつ起きてもおかしくないとみられていました」(スポーツ紙記者)

メンバー、ファンの安全のためにもいち早い対応が求められる。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/208272

【芸能】<伊集院光>「欅坂46」発煙筒事件で警備の厳重化を危惧!「金属探知機からなにからってなってくと思うんだけど」
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1498534321/