乳がん闘病中の小林麻央(34)が、左乳房にしこりを発見した当時の戸惑いと不安を生々しくつづった。

 麻央は13日にブログを更新。前回のブログでは、第2子を出産してから9カ月後の14年2月に人間ドックを受け、そこで左乳房に腫瘤(しゅりゅう)が見つかっていたことを明かした。
その後、再検査で「がんを疑うようなものではない」との診断を受け不安はなくなったが、それでも念のため半年後にもう1度、検査に行こうと思っていたという。

 今回のブログでは、忙しい日々の生活の中で時間が取れず、予定の半年を過ぎてしまっていたことを明かした。そして14年10月のある日、息子と遊んでいる時に何げなく左乳房を触り、しこりを見つけたという。
「どきっ。いきなり本当にパチンコ玉のようなしこりに触れたのです。なんだこれ。心臓が音をたてました。何度も何度も触り直します。やっぱり、ある」とつぶさにつづった。

 「悪性だと、しこりが動かない 良性だと、しこりが動く」と聞いていた麻央は、確認しようとしたが自身では動いているのかどうか判断がつかなかったという。
「ただ、動いて欲しいので、無理やりでも動かすように思いっきりしこりを押しました汗 必死です。だんだん、おもちゃの音も、息子の声も、遠のいていきました」と、激しく動揺する様子を振り返った。

 夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵も同日更新したブログで、麻央が乳房にしこりを見つけた14年10月を振り返り、
「あの時の10月、私は日本橋の方で舞台でした。あの時 近くのホテルで結果を聞きがくぜんとし 2人で手をつないで ホテルのベットで私は途方にくれていた」とつづった。