モデルで女優の飯豊まりえ(19)が映像配信サービスdTVとFOD(フジテレビオンデマンド)の共同制作ドラマ「パパ活」(26日配信スタート、全8話)で主演を務める。カラダの関係はなし、デートをするだけで金銭的支援をしてくれる男性との交際を意味する現代の新たな男女関係「パパ活」を描いたスキャンダラスなラブストーリー。飯豊が演じるのは20歳の女子大生・杏里。俳優の渡部篤郎(49)演じる航とパパ活サイトを通じて運命的な出会いを果たす。インタビューでは作品に対しての意気込みや、パパ活について自身の印象を語った。

――今回、杏里役を演じることが決まったときの感想を教えてください。

「実は台本を全部読み終える前に、事務所の人に“私できないかもしれません。不安が多いです”と伝えていたのです。でも、台本を読み進めると『パパ活』というテーマの難しい部分だけではなく、凄くピュアな恋愛要素もあるなと感じ“やってみよう!”と決めました。杏里ちゃん自身も口調が強く、第一印象はイケイケの女の子。普段の私とは全然違うので、ちょっと難しいかもと思いましたが、今どきの普通の子を演じてみたいと思いました」

――脚本は「101回目のプロポーズ」「高校教師」など、ドラマ史に残る数々の名作を生み出した野島伸司氏。「アルジャーノンに花束を」(15年)に続く自身2度目の“野島作品”出演です。

「とても勉強になりましたし、自分の中にある感情がすごく増えました。実は『アルジャーノン』をやる前は野島さんを知らなかったのです。作品に出演すると決まったときに、みんなに凄いと言われたので“野島さんって凄い人なんだ〜”と思いました。今作に参加するときは、私はできるのかという不安が強くて悩んでしまったので、俳優の先輩方に相談しました。悩んだ結果、“自分が変われる!”と思ったので出演を決めました。先輩方に報告したときに“この経験は絶対生きるよ。この経験をしたのとしてないのでは違うと思うよ”と言ってもらえたので、思い切って決断して良かったと思いました」

――境遇も異なる杏里という役と、ご自身を比較していかがですか?

「自分とは本当にかけ離れている女の子だったので、知らない感情が多くて、そういった部分は演じていて楽しかったです。私は反抗期もなかったし家族が大好きなので、杏里ちゃんの境遇はとても寂しいと感じました」

――ドラマの題材にもなっている『パパ活』という関係性について、どう思いますか?

「正直言うと、違う形で出会って欲しいなと思いました。『パパ活』のデートするだけというのは不思議な関係ですよね。ドラマをやる前に『パパ活』についてインターネットで調べたのですが、“将来は『パパ活』でお金を稼ぎたい”とコメントしているコもいて“え!?”って複雑な気持ちになっちゃいました。正直、それでお金を稼いでほしくないです。ちゃんと自分のやりたい夢とか、ひたむきに頑張ってる男性を好きになって欲しいです」

>>2以降に続きます

[ 2017年6月26日 12:00 ]
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