http://japan.techinsight.jp/2017/06/kay06231325.html

映画『アベンジャーズ』シリーズなどで知られ、今では100億円に迫る純資産を持つとされる米女優スカーレット・ヨハンソン(32)。しかし貧困家庭で育った彼女は赤貧生活を経験し、生活保護に頼らねば生きていけない状態だったという。

このほどスカーレット・ヨハンソンが『Inside the Actors Studio』に登場し、意外な生い立ちをこう語った。

「私達は生活保護を受けて暮らしていたの。フードスタンプをもらい食料を得ていたのよ。」
「マンハッタンで暮らしていたの。両親は低所得なのに、4人の子ども達を育てたわ。」

しかしその後両親は不仲になり、ついには離婚。そんな複雑な環境にありながら、スカーレットは母親に連れられて何度もCMのオーディションに通ったそうだ。そのたびに「声がハスキーすぎる」という理由で不合格になったが、「ならば大好きな映画のオーディションに的を絞ろう」と諦めずに挑戦を続け、9歳で映画デビューを果たしている。すでに芸歴は20年以上になるが、彼女の成功が経済的に苦しい家族を助けたであろうことは想像に難くない。

ちなみに現在のスカーレットは「世界で最も高いギャラを得る女優のひとり」で、ここ数年問題視されている「ハリウッドにおける男女の報酬格差」については過去にこう語っていた。

「私はすごく幸運よ、とても豊かな生活をしているの。男優の多くと同じくらいギャラを稼ぐ女優なの。それをとても誇りに思うわ。」
「女性達は十分な賃金を得ていない。でもこの問題について私自身の経験を語るのは、ちょっと感じが悪いわ。」

苦労を成功につなげるバネにしたスカーレットの生き方に、勇気を得たファンも多いのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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2017.06.23 15:19