キャリー・フィッシャーの体内にはドラッグも…

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映画『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫を演じ多くの映画ファンに愛された女優キャリー・フィッシャーが昨年、機内にて心肺停止状態になり着陸後に病院に搬送された。目撃者の多くが「もう助かりそうにない」と思うほど重篤に見えたといい、その数日後には病院で静かに息を引き取った。享年60歳。彼女の死因について、先日は当局が「睡眠時無呼吸と他の要因が絡んだ末の死であった」と公表したばかりだが、続いて「コカインなどが体内に残っていた」とする残念な結果が伝えられた。

このほどロサンゼルス郡検死官がキャリー・フィッシャーの検視報告書全文を発表し、キャリーの尿にコカインとオピエートが確認できたことが明らかになった。また少量のMDMA、ヘロインも検出されたという。しかしこれらを使用した時期や使用量は断定できず、これらドラッグがどれほど死に関係したかも不明とのことだ。

ちなみに死去後の長期に渡る調査で判明したのは「睡眠時無呼吸と他の要因が絡んだ末の死であった」「複数のドラッグ使用が確認された」という点のみで、他の要因など細かい点は謎のままだ。しかし愛娘で女優のビリー・ラードは先日声明を発表し、こう思いを明かしていた。

「母は生涯、薬物依存および精神疾患と闘いました。そのせいで命を落としたのです。こういう病気は恥だと考えられてしまう。だからこそ、母は病気を明かしていたのです。」

「自分の死を機に、悩みや苦しみをもっとオープンに語ってほしい。母はきっと、そう思っていることでしょう。どうか助けを求めてください。精神疾患プログラムに政府が資金を提供するよう闘ってください。」

陽気な性格で愛されたキャリーに続き、その母デビー・レイノルズも「娘が恋しい」と言い残して他界した。レイア姫に憧れた多くの映画ファンが、キャリーの死後ライトセーバーを夜空にむけ彼女を追悼。多くのファンが「早すぎる」とその死に涙していた。
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