芸人の厚切りジェイソンさんがラジオ番組『土屋礼央 レオなるど』に出演。
「仕事を辞めたいと思うか」をテーマに、アメリカと日本の意識の違いを語りました。

芸人であり、IT企業の役員であり、3人の子どもを持つパパでもある厚切りジェイソンさん。
「どれかやめようと思わないの?」という質問に対して、こう答えました。

やめようという考え方とはちょっと違う。
新しい機会があれば、今やっていることと一緒にできるのか、今やっていることを1つ減らしてからやるのか、を考える。
だからアメリカでは次が決まってから転職するのが当たり前。急に辞めるのは無責任だと思うよ。

これに対し番組パーソナリティの土屋礼央さんは「日本だと次も決めずに大和魂とか言って『辞めます』っていうのもあるよ。」と語ります。
すると、厚切りジェイソンさんは、ズバリな答えを返してくれました。

大和魂はもう…餓死だわ。

■日米の転職に関して

番組で調査したところ「日本人は平均1.24回 仕事を辞めたいと思ったことがある」という結果となりました。
この結果に対し、厚切りジェイソンさんは再び熱く語ります。

厚切りジェイソン:アメリカでは平均2年ごとに転職するので、キャリアが40年ある人は20回転職するのも普通だよ。
土屋礼央:日本だと会社に骨を埋めるとか…。
厚切りジェイソン:僕は骨を自分でとっておきたい!

■「後輩が上司になったから、仕事を辞めたい」だって!?

「後輩が上司になった時に、仕事を辞めたいと思った」という回答に対しては、厚切りジェイソンさんは特に熱く語りました。

厚切りジェイソン:それは幼い心だな…。実力を認めろよ。できる人に上司になってもらいたいだろ。

できない人がたまたまおっさんになったからといって、上司になってよい訳ではない!
と、日本の年功序列での昇格システムに対し、真っ向から否定しました。

番組の最後には、これからの人生に対して尋ねられた厚切りジェイソンさん。

厚切りジェイソン:やりたいことをいつでもやれる人生がいい。今日やりたいことはもう明日やりたくないかもしれないし。その時は動的に自分の人生を調整していきたい。
土屋礼央:興味ってなくならないの?
厚切りジェイソン:興味はなくなるよ。興味がなくなったら次の興味のあることを見つけてそれをやる。

若い時代に、これからの人生を死ぬまですべて決めなくてもいんじゃないですか?
番組ではこの他にもダイエットや英語の勉強法、ライバル(?)のパックンに関することまで、たくさんの話が飛び出しました。

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