2017年06月16日 19時10分

講演を行った本田

 サッカー日本代表FW本田圭佑(31=ACミラン)が16日、金沢市内の金沢大学で講演を行った。

 本田の姿をひと目見ようと約600人収容の講演会場に学生が殺到し、800人ほどが中に入り切れない事態となる大フィーバーぶり。星稜高時代の3年間を過ごした“第2の故郷”での人気ぶりを証明した。

 本田は「時間は限りあるものだと意識して生きている。サッカー選手だけとして終わりたくない。やりたいことは全部やりたい」と最近力を入れている実業家としての顔ものぞかせながら今後の人生設計をチラリ。「うまくいかない時ほどビッグマウスに。うまくいっている時ほど謙虚に」と自らの代名詞である“オレ様節”の哲学も披露した。

 そして「来年のW杯に出られるか、そしてW杯に出てそこで活躍できるかが、僕のサッカー人生の集大成になる。勝つためなら、どんな犠牲を払ってでも何でもやる」と激白。大詰めのロシアW杯アジア最終予選、そして来年の本大会を見据えて戦うハリルジャパンを日本代表として“最後の舞台”と位置づけた。

 強い覚悟を表明した本田が、これからどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。

http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/698246/
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