>>53
「小出君はエレベーターの中でいきなり抱きしめてきて、キスしようとしてきたんです。謝罪の言葉があると思っていた私は驚いて、大きな声で『今日来た理由分かってる!?』って言いました。
すると彼は『俺に会いたかったんやろ』。私は突き放しました。部屋に入った後 、もう一度、『今日なんで来たか分かってる?』って聞きました。
そうしたら小出君は『カネで解決すればいいんだろ?』と言って、私をベッドに押し倒そうとするんです。『そういうので来たんと違う!』と拒否しました」
 小出はみるみる白けたような表情になり、何事もなかったかのようにこう聞いてきたという。
「フライデーはいくらで?」
A子さんがフライデーからの謝礼の金額を答えると、小出は吐き捨てるようにこう言ったという。
「んじゃ、五十」
「私はお金を貰うつもりも無かったけど、売り言葉に買い言葉で、『そんなんで収まるわけないやん!』と言い返した。そうしたら小出君が『いくら? 百? 百五十? 二百?』とどんどん金額を吊り上げていった。
正直、生活にも困ってたし、私もそこで『もうそれでいいよ』って言いました。スポニチに書いてあったような五百万円なんて金額は一度も出てません」
 その時点では二百万円で話がついた。ホテルを出たA子さんはフライデーの記者に電話をし、記事化を止めてほしい旨を伝えた。が、フライデー側は「止められない」。
A子さんが途方に暮れている頃、フライデーがアミューズに記事掲載を事前通告。そして小出からA子さんにふたたび連絡が入った。
「明日弁護士同伴の元、再び会いたい」

「あたかも私の方から金銭を要求したかのようにマスコミに言われて、家族にまで迷惑がかかってしまった。むしろお金で解決しようとしたのは小出君の方だし、さらに謝罪の場でも体を求めてきたんです。
このことを知ってもらいたくて、すべてを話しました。ここまであることないことを色々晒されて、やり直せるか分からへんけど、いつかは子供と穏やかに暮らしたいと願っています」