女優の波瑠(25)が主演を務めるTBS「あなたのことはそれほど」(火曜後10・00)の第9話が13日に放送され、平均視聴率は10・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが14日、分かった。前週第8話から3・4ポイントダウンしたが、同時間帯でサッカー日本代表のW杯アジア最終予選「日本―イラク」が放送される中、2桁をキープするなど健闘した。

 初回=11・1%と2桁発進したものの、第2話=9・0%、第3話=9・5%、第4話=9・9%、第5話=9・8%と1桁台で推移。それでも第6話=11・5%と2桁台に復帰すると、第7話=12・4%、第8話=13・5%とV字回復。今回は数字を落としたが、波瑠演じる主人公の“ゲス不倫”の行方や、原作にはない展開が注目を集めている。

 「潔く柔く」など多くのヒット作を持つ漫画家・いくえみ綾さんの同名コミックが原作。不倫を軸にしたラブストーリーで、波瑠と東出昌大(29)、仲里依紗(27)と鈴木伸之(24)が演じる2組の夫婦をめぐる、不倫を軸にしたラブストーリー。妻の嫉妬を疑う夫役を務める東出の猟奇的な演技が「冬彦さんの再来」「まるで21世紀の冬彦さん」と話題を集めているほか、不倫夫を追い詰めていく仲の演技にも注目が集まっている。

 第9話は、渡辺美都(波瑠)を中傷するビラがマンション中にばら撒かれる。さらには勤め先にも拡散されるが、誰の仕業かは分からない。好奇の目に晒される美都を守ろうとする夫・涼太(東出昌大)に感謝の気持ちがこみ上げる美都。しかしその気持ちを振り払いマンションを出ていく準備を進める…という展開だった。

2017年6月14日 09:20
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