0914名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止
2017/06/10(土) 20:42:40.65ID:XtYofScf0なってきて、皇居周りをランニングする女性のための専用更衣施設が、
化粧や髪の手入れをできる形で実現している、なんていう話を聞くと
ああやっとこの国と国民も、バブル時代に得るべきだったものを
現実に手に入れられる段階に来たんだなあと思う。
そのバブルと言われていた1988年、近鉄の猛追で大観衆が詰めかけた
10・19、伝説の川崎球場決戦。
阿波野ファンの女性なども大挙押し寄せた球場だったが、なんとここの
外野側観客席エリアには女性用トイレがなかった。
女性たちは男性客がたむろする共同トイレの個室に、男たちの視線を
浴びながら入るしかなかった。
球場には弁当も飲料水も大して仕入れられておらず、ダブルヘッダー
第二試合の頃には食べるものは何もなかった。ラーメン売り場に
「汁だけでも分けてくれ!」と懇願する人まで出た。
これが日本がバブル経済に湧きはじめた時代の話である。
思えば東京ドームこけら落とし二日目、タイソンの試合を見にドームに
入ると、前日の巨神オープン戦のたった1日の使用で、階段やシート下は
早くも食べ物のゴミなどでベトベトになっていたものだった。
野球ファンの奥田英朗は当時のことについて「野球にファンサービスなんて、
異次元の話でしたな」とその戦後闇市レベルの感覚を回想している。
川渕がJリーグを作っていなかったら、今のスポーツ興行や施設は
どうなっていたか、想像するだに恐ろしい。