ペク・ドンギュを擁護し続けている朝鮮日報がこんな記事を書いた。

【サッカー】 「浦和衝突事件」のペク・ドンギュ、大人の謝罪遠征に出る〜過剰な低姿勢との見方も[06/07]
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1496847405/
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▲浦和レッズの槙野智章(左側から四番目)が済州(チェジュ)選手たちに向かって指三本を上げて見せ神経を逆なでしている。写真提供=済州ユナイテッド
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▲済州守備選手ペク・ドンギュ。写真提供=韓国プロサッカー連盟

「誤解を解いて真正性ある謝罪をしなければならないですね。」
6日、水原サムスンとのFAカップ16強戦を始める前、済州(チェジュ)チョ・ソンファン監督はペク・ドンギュ(26)の「日本訪問謝罪」の件に
慎重に言葉を選んだ。チョ監督は「浦和レッズ戦衝突事件と関連して(ペク)ドンギュが直接日本に渡って真心からの謝罪をしようとして
いる」と言う。

済州の守備選手ペク・ドンギュが大人輩(テインベ:器が大きく思いやりのある人の意味)謝罪遠征に出る。
(中略:「浦和衝突事件」の概要)

その後、アジアサッカー連盟(AFC)の懲戒が予想されて激しい論議がおきた。日本側は済州が暴力事態を起こしたと主張するが、済州は
浦和選手たちが非紳士的に感情を刺激するなど原因を提供したとし、関連資料を収集するなどくやしいという立場だ。
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しかし、明らかな事実はペク・ドンギュが当時、衝突事態を悪化させる意図は全くなかったことだ。ペク・ドンギュは両者が衝突したと思って
止めようと駆け寄ったし、もめごとを阻止するために拒む過程で阿部を攻撃したように見えた、というのがチョ監督と済州球団の説明だ。

ペク・ドンギュも精神的苦労が大きかった。普段、悪口一言言えないおとなしい人物で通っていたのが、暴力事態の主犯と見られたので一層
そうなった。そしてペク・ドンギュは大乗的な決心をした。日本に直接渡って謝罪の意を伝えることにしたのだ。SNSメッセンジャーを通じて謝
ることで誠意を見せようとしたが、礼儀でないと考えた。

済州球団によればペク・ドンギュは7日から与えられる選手団休息期を利用して日本に渡って阿部に直接会った後、謝罪をする方案を推進中
だ。おりしも浦和も休息期で、現在、浦和球団側を通じて阿部に面談を要請し返事を待っているという。

チョ監督は「ペク・ドンギュの意志は強かった。衝突事件当時、済州選手団はくやしかった点を離れて理由がどうあろうが阿部に被害をもたら
した状況について明確に誤解を解いて和解したいと言うのでドンギュの意思を尊重することにした」と話した。

済州(チェジュ)球団関係者は「ペク・ドンギュが済州(チェジュ)には航空便がふさわしくなくて釜山(プサン)で渡っていく日本行航空便をあら
かじめ知ってみるなど浦和側の受け入れ返事が来ることを待っている」と付け加えた。

いわゆる「浦和衝突事件」について済州選手団としても加害者でだけに映るのがくやしい面がないわけでもない。それで真実攻防を行うところ
だ。こうした中、ペク・ドンギュの「日本遠征謝罪」が行き過ぎた低姿勢に写るようになる。しかし、ペク・ドンギュの真正性はただ一つだ。理由の
如何を問わず、当時、自身が見
せた行動についてだけはすっきりと先に謝って和解の出口を開こうということだ。

偶然にもペク・ドンギュの妻は在日同胞という。ペク・ドンギュは妻とともに夫婦同伴で日本を訪問し、妻が通訳をする中で謝罪の意を伝える予定
という。そうでなくても政治・歴史的に真正性ある「謝罪」をめぐる葛藤が多い韓日関係。スポーツではそういうのは止めようというのが「青年ペク・
ドンギュ」の成長の歩みであった。

済州=チェ・マンシク記者

ソース:朝鮮日報(韓国語) 「浦和衝突事件」済州(チェジュ)ペク・ドンギュ大人輩謝罪遠征出る
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2017/06/07/2017060700382.html