http://www.sanspo.com/geino/news/20170607/geo17060714180028-n1.html

 安藤優子キャスター(58)が7日、テレビ東京系「チマタの噺」(水曜前0・12)にゲスト出演し、サッカーのワールドカップ(W杯)のリポート中、痴漢被害に遭った過去を明かした。

 司会を務める落語家、笑福亭鶴瓶(65)から「リポートやってて、『危ない』って思ったことはないんです?」と聞かれた安藤キャスターは、「しょっちゅうありますよ」と即答。「一番怖かったって言うよりも、一番腹が立ったのはW杯をフランスでやったときに、私リポートしてたんですよ。大きなパブリックビューイングの画面があって、とにかくヨーロッパの人って大騒ぎするわけじゃないですか。そこでフッとお尻に何か感じたんですよ。『おかしいな、気のせいかな』と思ってそのままリポートしてたら、やっぱりお尻を触られてるんですよ。痴漢行為ですよね」と告白した。

 続けて「みんな体育座りみたいなのして見ているわけですよ。そこで立ってリポートしてるから、ちょうど手を伸ばすと私のお尻の高さなんですよ」と状況を説明。頭に来た安藤キャスターが後ろを振り向くと、そこには若い男が座っていたという。「『アンタ私のこと触ったでしょ!』って英語で言ったんですよ。その男はドイツ人だったんで『英語分かりません』って。『分かってるじゃない!』って言って」と当時のやりとりを振り返り、苦笑いした。

 その後、周囲を警戒していた警察車両の元まで、その男を引きずっていったという安藤キャスターは、「絶対許しません。東洋の女は『絶対俺たちが触ったら喜ぶに違いない』とか思ってるんですよ」と激怒。「そのドイツ人はその場で強制送還。事情聴取したあとの証明書もらって…」と語った。