巨人・高橋監督、歴史的11連敗に「頑張ってやるしかない」 老川オーナーはファンに謝罪
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2017.6.6 22:41
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7回途中、うつむきながら投手交代を告げに向かう巨人・高橋監督(右)=メットライフドーム(撮影・吉澤良太  

 プロ野球巨人は6日、埼玉県所沢市のメットライフドームで行われた西武戦で5−8と逆転負けして11連敗を喫し、1975年以来となる球団ワースト記録に並んだ。
六回に追い付かれ、七回に救援陣が勝ち越されると、歴史的な敗戦の決定を前に巨人ファンの中には
「負け試合は見たくない」
と早々に帰路へ就く人もいた。

 試合は中盤までリードしていた。だが、エースの菅野智之投手が踏ん張れず、5−2の六回に同点とされた。
七回には救援陣が四球を連発して勝ち越されると「ラッキーセブン」で湧き上がる西武ファンとは対照的に巨人ファンは沈黙した。

 試合後のチームは重苦しい雰囲気に包まれ、高橋由伸監督は「頑張ってやるしかない」と気丈に話した。

巨人の老川祥一オーナーはファンに対して「申し訳ない」と謝罪。

かみ合わない戦力に「駄目なものは相変わらず駄目。それを使わざるをえないところに、今の苦しいチーム事情がある」ともどかしそうだった。