SNSの普及によって、芸能人たちはこれまで以上に、ファンからの注目を浴びるようになった。
行動や言動、目撃情報はすぐに拡散されてしまうため、彼らはまるで全国民から監視されているような気分になっているのではないだろうか。
それはジャニーズタレントも例外ではない。最近では、木村拓哉の“男前すぎる”対応がネットで話題となった。

主演映画『無限の住人』のプロモーションのため、木村は4月25日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演。
番組レギュラーのウエンツ瑛士、オリエンタルラジオ藤森慎吾や、そして映画で共演している杉咲花らと、映画のロケ地となった京都嵐山で、アポなし取材企画に挑戦した。

本来は、出演者たちが歩いて回り、取材したい店に直接交渉するのだが、観光シーズンの京都は人が多すぎるため、店をスマートフォンで検索することに。
そのとき、木村は藤森に「(スマホを)出して」と、LINEのID交換を要求。

学生時代から大のキムタクファンで、木村のドラマを見るたびにファッションや髪型をまねしていたという藤森は、この木村の対応に「えっ、いいんですか?」と大興奮していた。

同番組のオンエア日、『無限の住人』キャスト一行は、埼玉県にある富士見高等学校でサプライズイベントに登場した。
木村と杉咲に加え、福士蒼汰、満島真之介、三池崇史監督が登壇。映画で木村が演じた侍の万次が“不死身”なのにかけ、“富士見” 高等学校がプロモーション先に選ばれた。

イベント中、1人の女子生徒から「夢は演劇」と聞いた木村は、即興オーディションを提案。
その女子生徒をステージに上げ、自分と満島とで“壁”役を買って出て、女子生徒を相手に、福士に“壁ドン”をさせるという演出をした。この木村の計らいに、女子生徒も会場も大いに盛り上がった。

また、木村たちは同映画のキャンペーンで、全国10都市を回ったが、定員オーバーで劇場に入れない来場者もたくさんいた。
そのとき木村は「少しの時間でもいいので」と、スタッフに頼み、急遽集まってくれた人たちに直接あいさつする場を作ったそうだ。

5月18日には、三池監督、杉咲とともにカンヌ国際映画祭にも出席した木村拓哉。
今回の映画プロモーションで木村が見せた神対応の数々は、ネットで話題となり、SMAPの頃と変わらぬ“男前”ぶりを証明する結果となった。

日刊大衆 / 2017年6月6日 15時5分
https://news.infoseek.co.jp/article/taishu_28069/