Ｊ１ベガルタ仙台は２日、次戦４日のホーム・甲府戦（午後３時、ユアスタ）に向け、仙台市内で紅白戦など約１時間半の練習を行った。

　前節５月２８日の新潟戦（２〇１）で逆転勝ち。２月２５日の札幌との開幕戦（１〇０）以来５戦ぶり、約３か月ぶりにホームで白星をつかみ、サポーターと喜びを分かち合った。甲府戦は今季初のホーム連勝がかかる。仙台は勝ち点１７の１１位で、甲府は同１４の１４位。直接対決に負ければ勝ち点で並ばれ、得失点差で上回られてしまう。

　渡辺晋監督（４３）は、今季から吉田達磨監督（４２）が率いる甲府を「伝統の堅守がしっかり取り戻せている。非常に手ごわい相手」と警戒。その上で「（新潟戦の勝利で）サポーターも、ユアスタはこういう雰囲気だというものを味わってくれたと思う。我々も改めて感じることができた。ぜひ、新潟戦以上のポジティブな空気で、ユアスタを包んでくれればと思います」と、大きな後押しを期待していた。

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