2017年6月2日5時0分 スポーツ報知

 岡山県のPR動画に出演する俳優を一般公募する「ハレウッド俳優オーディション」記者発表会が1日、都内で開かれ、動画の監督を務める倉敷市出身で「おかやま晴れの国大使」の俳優・前野朋哉(31)と伊原木隆太岡山県知事が出席した。

 「ハレウッド」とは、映画の都「ハリウッド」と「晴れ(ハレ)の国」を掛け合わせた造語。ハリウッドも「天気が良い」ことで岡山県と共通している。募集は主演男優・女優各1人、助演男優・女優が若干名。応募資格は0〜8092(ハレノクニ)歳の男女で、岡山県のPRに興味があれば可。前野は「8092歳は縄文時代ぐらいに生まれた人。その人が参加してくれた時点で合格にしようかな」と笑わせながら「幅広く応募してほしい」と呼び掛けた。

 岡山をPRする1分以内の動画をツイッターやインスタグラム、YouTubeにアップし、応募フォームから連絡するだけで、方法は簡単。発表会では同県のPR大使を務めるお笑いコンビ・千鳥の応募動画が公開されたが、前野は「だいぶクセが強かった。もう一度、送ってほしい」と“追試”を課した。

 さらに、プロアマを問わないことから「ジョニー・デップやブラッド・ピット、(津山市出身の)オダギリジョーにも応募を」とノリノリ。「岡山っていいな、と思えるような人が(オーディションで)出てきてくれれば。その人からにじみ出るものがあるといい」と期待した。30日まで募集。主演俳優には20万8092円、助演俳優には5万8092円の出演料(賞金)が支払われる。


岡山県PR動画の撮影監督を務める前野朋哉(左)と伊原木隆太岡山県知事
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