仏教マニアで知られる、お笑いコンビ・笑い飯の哲夫(42)が31日、紀伊国屋書店グランフロント大阪店で、著書「えてこでもかける 笑い飯哲夫訳 般若心経 写経帖」(ワニブックス、税別1300円)のサイン会を行った。

2009年に発売した「えてこでもわかる―」に続く8年ぶりの続編で、昨年出版した「ブッダも笑う仏教のはなし」(サンマーク出版)に続く仏教本第3弾となる。「今、ちょっとした写経ブーム。それに乗っかって写経する人が増えたら、と。ちょうどいいふざけ具合で書きました」とPRした。

本のQ&Aコーナーでは、昨今の芸能界をにぎわす「不倫」を仏教の観点から斬る記述も。昨年結婚した哲夫は「結婚前は妻は『芸人なんやから不倫ぐらいしなさい』という考えの方だったけど、結婚してからは『浮気したら殺すぞ!』。不倫なんてできない」と苦笑い。「僕はただの仏教マニアなので、出家なんてお坊さんにも申し訳ない」と話しながら、「それこそ、お坊さんになったら本格的に不倫できなくなりそう。不倫できる状態はキープしておきたい」と笑わせた。

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