「世界卓球2017ドイツ」(世界選手権デュッセルドルフ大会)が28日、大会会場に隣接する屋根付きのサッカー場エスプリ・アリーナで開会式と男女シングルスのドローを行い、第64シードまでの組み合わせが決まった。

 ドローには世界ランク上位16人の選手が参加。日本では女子世界ランク6位の石川佳純(全農)、同8位の平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)、同10位の伊藤美誠(スターツSC)と佐藤瞳(ミキハウス)。男子世界ランク6位の水谷隼(木下グループ)と同10位の丹羽孝希(スヴェンソン)、同15位の松平健太(ホリプロ)という顔ぶれが、サッカー場に設置された特設ステージに上がった。

 今大会の出場選手は男女それぞれ総勢128人。そのうちこの日は第64シードまでが決まり、中でもアジア選手権優勝などで世界中の注目を集める平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)は唯一、強敵中国人選手のいない絶好のブロックを引き当てた。女子のエース、石川は世界ランク1位の丁寧と同じブロック。4回戦では日本人の佐藤と当たる組み合わせだ。平野が順当に勝ち上がった場合は準決勝で、アジア選手権で破った丁寧との再戦、あるいは石川との日本人対決の可能性が高い。

 男子のエース水谷は世界ランク3位の許キン(中国)と同じブロック。順当に勝ち上がれば、準々決勝で対戦する。また2回戦で史上最年少の13歳で世界卓球日本代表に選ばれた張本智和(JOCエリートアカデミー)と当たる。その他、男女シングルスの第16シードは次の通り。

<男子シングルス>

第1ブロック:馬龍(中国/WR1位)、陳建安(台湾/WR9位)、フレイタス(ポルトガル/WR14位)、ボル(ドイツ/WR8位)
第2ブロック:水谷隼(WR6位)、鄭栄植(韓国/WR11位)、松平健太(ホリプロ/WR15位)、許キン(中国/WR3位)
第3ブロック:張継科(中国/WR4位)、サムソノフ(ベラルーシ/WR12位)、ゴジ(フランス/WR13位)、コウ鎮廷(香港/WR7位)
第4ブロック:オフチャロフ(ドイツ/WR5位)、丹羽孝希(スヴェンソン/WR10位)、アポローニャ(ポルトガル/WR16位)、樊振東(中国/WR2位)

<女子シングルス>

第1ブロック:丁寧(中国/WR1位)、リー・ジエ(オランダ/WR14位)、佐藤瞳(WR10位)、石川佳純(WR6位)
第2ブロック:平野美宇(WR8位)、杜凱キン(香港/WR11位)、ユー・モンユー(シンガポール/WR15位)、フォン・ティエン・ウェイ(シンガポール/WR4位)
第3ブロック:朱雨玲(中国/WR3位)、伊藤美誠(スターツSC/WR10位)、リュウ・ジャ(オーストリア/WR12位)、陳夢(中国/WR5位)
第4ブロック:鄭怡静(台湾/WR7位)、ヤン・ハウン(韓国/WR16位)、ソルヤ(ドイツ/WR13位)、劉詩ブン(中国/WR2位)

テレビ東京スポーツ 5/30(火) 0:23配信
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