>>1の続き

さて、このガンダム立像。本当になくなってしまうと思うとすごく悲しかったんですが、なんと今年の秋には「ユニコーンガンダム」が立てられるそうです! このモビルスーツが登場する『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』は、10年にOVAとしてリリースされた比較的新しいシリーズですが、「宇宙世紀」を舞台にしているので、オールドファンからの人気も高いようです。

アニメのように機体を発光させれば、夜のお台場にすごく映えるんじゃないかなと思います。個人的には、「デストロイモード」を再現してくれるのかどうか、というところに期待しています。

このユニコーンガンダムという選択に関して、「順番でいけばZ(ゼータ)かMk−IIでしょ」とか「シャアザクがいい」といった意見もあるようですが…。思い切って、日本全国にモビルスーツを立てるっていう案はどうでしょう?

金のシャチホコがある名古屋には、金ピカの「百式」。北海道には、クマみたいな形の「ベアッガイ」。火の国・熊本には、“炎のモビルスーツ乗り”を自称していた主人公が乗る「ガンダムX」。奥羽(おうう)線沿線には、羽のついた「ウイングガンダム」でしょうか。そして、かつて砲台があった東京のお台場には、もちろん「ガンキャノン」!

これ、飲みながら話すとすごく面白いと思うんですよ(笑)。皆さんも、ご当地モビルスーツ、考えてみてくださいね。

●市川紗椰(いちかわ・さや)
1987年2月14日生まれ。アメリカ人と日本人のハーフで、14歳までアメリカで育つ。モデルとして活動するほか、報道情報番組『ユアタイム』(フジテレビ)ではメインMCを務める。モビルスーツのデザインでは、永野護が手がけたキュベレイやリック・ディアス、百式などが好き