20日に放送された『新・情報7DAYSニュースキャスター』(TBS系)で、秋篠宮家の長女・眞子さまと婚約する予定だと報じられている小室圭さんの友人と名乗る番組スタッフがVTR出演し、波紋を呼んでいる。

 番組では“独占秘話”と打ち、小室さんの友人だという『Nキャス』スタッフと、中学時代からの友人が登場。エピソードとして小室さんと初めて会ったときの様子や中学時代にどんな学生だったか、さらにはLINEでのやり取りまで明かした。

 そして、この行動に怒りを示したのは、番組MCのビートたけし。番組内で「なんなんだ、あのスタッフは。しゃべり方は。相手を誰だと思ってるんだ」と苦言を呈した。

「アシスタントディレクターは連日雑務で、家に帰ることもできずテレビ局に入り浸ることは日常茶飯事ですが、今回の件でこの女性スタッフは番組の役に立てると思い、上司に自分は小室さんと友人であることを話してしまったそうです。もちろん悪気はないと思いますが、眞子さまとの交際秘話を話してしまうのは、さすがにちょっとまずかったかもしれません。やはり相手が皇族の婚約者だという認識が、少し薄かったと思います」(テレビ局関係者)

 インターネットでも、放送を見ていた視聴者たちから「たまたま局内に知り合いがいたからって、なんでも垂れ流してよいわけではない」「本人もそうだが、放送を許可するTBSが最大の問題」「番組スタッフも番組責任者も、皇室を軽く見過ぎていると思う」と批判の声が上がっている。なかでも、LINEのやり取りを話すことに対しては、批判が強いようだ。

 小室さんがこの放送を見ていたかは不明だが、事前に本人の許可を得て出演をしたのかも気になるところ。

「相手が芸能人なわけでもなく皇族なので、かなり慎重でないといけない。よく芸能人のお友達などがゲスト出演する番組などもありますが、そういった番組でさえ入念に打ち合わせしてつくっています。今回は時間との闘いだっという事情もあり、そこまで考えが回らなかったのかもしれません」(別のテレビ局関係者)

 TBSとしても、MCのたけしからも激怒されたのは、想定外だったであろう。
(文=編集部)

Business Journal2017年5月27日17時
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