ちなみに今クラブはこんな状態らしい

2017年4月27日、SVホルンのドイツ語公式HPをはじめオーストリアの各メディアが
HONDA ESTILO株式会社からのSVホルンに対しての投資額が2017年夏から大幅に減ること、
HONDA ESTILO株式会社がオーストリア・ブンデスリーガの厳しい規定を完全にクリアーすることは不可能という見解を示したこと、
2017−18年シーズンにおけるエアステリーガ(オーストリア2部)のクラブライセンスを申請したものの、
リーグ機構より第一審で申請が承諾される見込みはなく、第二審で承諾されることを願いたいとルドルフ・ラウドン会長(SVホルンの会長)が述べたことを公表した。

同時にSVホルンはドイツ語公式HPを通して2017−18シーズン以降のプロサッカークラブとしての運営を維持するためにも
HONDA ESTILO株式会社との業務提携前まで存在した経営面と組織面におけるクラブとしての自立を再び取り戻し
地に足のついたクラブ経営、地域密着、ボランティア、継続性を持った選手育成といった以前のクラブの強みを再び発揮できるように自省すると公表した。

翌年4月28日、オーストリア・ブンデスリーガのリーグ機構は公式HPを通して
2017−18年シーズンのクラブライセンスを申請した21クラブのうちSVホルンを除く全てのクラブが第一審で承諾されたこと、
SVホルンに対しては懲戒処分が下されたことを発表した。
懲戒理由は財政面に関する資料の不備と提出期限の遅延。
オーストリア・ブンデスリーガ・リーグ機構のヘロヴィツ取締役はSVホルンの状況についてスカイスポーツ・オーストリア放送局に対して
「これほど重大な提出期限の遅延はこれまで一度もなかったため、このような形で懲戒手続きが行われるのは前例の無いケースである、
 処罰措置としては戒告処分から50万ユーロまでの制裁金、勝ち点の減点まで考えられる。
 もし勝ち点の減点が決定した場合は来シーズンに該当する」
と説明した。