●MF:まさかのトップ下コンバートを経て蘇ったあの選手。新たなオプションになるか

MF:7人
高萩洋次郎(FC東京)
山口蛍(C大阪)
小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
倉田秋(G大阪)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
清武弘嗣(C大阪)
山村和也(C大阪)

 ボランチの人選は注目ポイントだろう。キャプテンの長谷部誠は3月に右ひざを手術し、現在はリハビリ中だ。そして、UAE戦で活躍を見せた今野泰幸も左第5趾基節骨骨折で戦線離脱している。そのため、今シリーズは山口蛍と誰が組むのかが焦点となりそうだ。

 FC東京の高萩洋次郎は、海外での経験を経て強さを増し、国際レベルのボランチとして十分通用する。加えて攻撃的センスも健在で、他の選手ては違った色を見せてくれるだろう。また小林祐希もヘーレンフェーンでポジションを掴み、ヨーロッパ挑戦1年目で存在感を示した。

 トップ下は清武弘嗣、香川真司、倉田秋で争うことになるだろう。清武はけがから復帰し、得点も記録するなど調子を上げてきている。香川にしても自身のコンディションは悪くなはず。またガンバ大阪の倉田は攻守に躍動し、チームを牽引しており、ボランチでも起用可能だろう。

 さらに清武と同僚の山村和也もユン・ジョンファン監督のもと、トップ下という新境地で躍動。ボランチやCBもこなせるため、戦術的なオプションになるかもしれない。

●FW:バルサから2ゴール! ここであの選手を呼ばない手はない

FW7人
本田圭佑(ミラン/イタリア)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
乾貴士(エイバル/スペイン)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
浅野拓磨(シュトゥットガルト/ドイツ)

 今シーズン限りでのミラン退団を発表している本田圭佑は“ラストマッチ”で美しい直接FKを決め、ロッソネロでのキャリアをハッピーエンドで終えた。全盛期のパフォーマンスからは遠ざかっているが、日本代表にとって重要な選手であることにも変わりない。

 原口元気はヘルタ・ベルリンでの出場機会が減っており、コンディションが心配される。だが、ハリルホジッチ監督の秘蔵っ子であり、そのハードワークは貴重な武器。招集はされるのではないか。とはいえ、乾貴士はバルセロナからゴールを奪い、リーガエスパニョーラで結果を残している。招集を受けてアピールできれば、序列をひっくり返すチャンスだろう。

 大迫勇也は安定したポストプレー、久保裕也はサイドで深みを作れることから現在の日本代表でファーストチョイス。彼らを外すことは考えにくい。

【サッカー】<福田正博>「ハリルホジッチ監督が起用すべき4人」を推薦!DF昌子源、MF井手口陽介、MF高萩洋次郎、GK中村航輔
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