事の発端は、その特番の2年ほど前、嗣永が初対面の木村の楽屋を訪れてふざけた自己紹介し、木村が怒っていたとされる噂だった。

この噂について嗣永は、実際のところ木村はそこまで怒っていなかったとし、さんまが話を盛ったせいで騒動になったのだ、と弁明した。

しかし、嗣永の弁明を否定する形でさんまは、「木村は(挨拶できない人が)一番嫌いなタイプ。アイツは挨拶とか縦(の関係に)はすんごい(厳しい)」と彼の素顔を明かしたのだ。

そして、そのことを示すエピソードとして、木村が嵐の二宮和也に怒っていたエピソードを明かした。

とある番組の本番中、二宮がさんまに対してなあなあな態度をとったのだという。それは二宮もわざとやったもので、さんまも本気にはせず「だれになあなあでしゃべってんねん!」とツッコんだ。

ところがこの光景をみていた木村がよしとせず、さんまに「ちょっとあれは注意しておきます」と言ってきたというのだ。

そのときさんまは木村に「ネタでやってるんやないか、アイツ」と二宮をかばったが、彼は「あれはダメですよ」と譲らなかったそうだ。

話を聞いていた嗣永は焦りだし、「(自分についても)リアルに怒っちゃってたんですかね…」と尋ね、さんまは「当たり前やないか」とツッコみ、笑いを誘っていた。