わかやま釣り情報
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紀南 深海キンメダイ爆釣=宇井晋介 /和歌山

毎日新聞2017年5月19日 地方版

紀中 イサキが本番へ

先日潮岬の沖合でアオウミガメの交尾を見た。
アカウミガメと並んで和歌山沿岸に多い種だが、アカウミガメと違って本州で産卵することはない。
そんなわけで交尾シーンが見られるのはとても珍しい。温暖化に伴ってウミガメの繁殖海域も広がってきているのかもしれない。

【紀北】サビキでイワシがよく釣れている。餌はアミエビ。豆アジも交じりレンタル竿で気軽に楽しめる(マリーナシティ釣り公園)。
タイラバゲームでマダイ。43センチまで。ヒラメなども(釣船海竜)。
ノマセとルアーでスズキ55〜76センチ、ハマチ50センチ、メジロ77センチ、ブリ1メートル、ヒラメ33〜41センチ、キジハタ31センチ。
紀州釣りでチヌが好調。30〜44センチが数釣りできる。餌はボケが良い。他にグレ、マダイ、カワハギなどがオキアミやフナムシの餌で。
シーズン終盤のアオリイカは1・4キロサイズが揚がった。ヤエンかエギングで(下津ピアーランド)。

【紀中】ヒラメ狙いもシーズン終わり。数は減ってきたものの青物やワニゴチなど外道も楽しめる。イサキ釣りも開始(早勝丸)。
日ノ御埼沖は旬を迎える抱卵イサキ28〜40センチが1人25〜38匹(千代丸)。
磯からグレ35〜48センチがフカセで。ハマチ56〜58センチがルアーで(上野渡船)。
本マグロ狙いのキャスティングはヒットには恵まれないもののナブラは多くチャンス大。
ジギングはハマチ、カンパチ、ホウボウ、サバフグ、サワラ他ハタなどの底もの(オーシャンキッズ)。
印南沖。イサキとマダイの両建てだが、これからはイサキ本番(良栄丸)。

【紀南】深海釣りはキンメダイ爆釣。何と26〜40センチが船中81〜254匹。アコウも38〜52センチが4匹。トウジンも交じる。
アンダーベイトはカンパチ62センチ、ハマチ56センチ、ブリ92センチ(代々丸)。
椿沖は深海でアコウ、キンメダイ、クロムツ。ムツは60センチクラスのジャンボサイズも(海佑丸)。
椿から南側の磯はグレ30〜43センチ、スズキ65センチ、オオモンハタ40センチ、イシダイ41〜56センチ、コロダイ38センチ、
ヘダイ38センチ、イガミ40センチ、チヌ35〜50センチ、オナガグレ31〜33センチ、アイゴ30センチ等(吉丸渡船)。
潮岬沖ジギングでマハタ好調。ほぼ連日37〜77センチが複数揚がる。
アカハタ30センチ、ウッカリカサゴ33〜53センチ、マダイ82・5センチ等も。
餌ではハチビキ45〜60センチが29匹(かわばた渡船)。
シーズン終わりのアオリイカのティップランで4キロオーバーが出た。まだ少しいけそう(悠真丸)。
カセでヒラメ50センチ、マダイ30センチ他(フィッシング章丸)。
磯からルアーでメジロ調子よい。73〜79センチがトップルアーやジグで(しょらさん渡船)。
<串本町観光協会事務局長>
.https://mainichi.jp/articles/20170519/ddl/k30/040/464000c