「天までとどけ」子供たちがTV初再会 現在はマジシャン、主婦、会社経営者…
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2017年5月19日 19:54

 昼ドラとして異例の最高視聴率19%を獲得したTBSの人気ドラマ「天までとどけ」シリーズの子供たちが、19日放送の同局「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。放送終了から18年経ち、初めてテレビでの再会が実現した。

 「天までとどけ」は綿引勝彦(71)演じる新聞記者の父・丸山雄平と、岡江久美子(60)演じる母・定子を中心に、8男5女13人の子ども達の丸山家が織りなす大家族ドラマ。第1シリーズが1991年春に放送を開始するとたちまち人気を博し、99年春放送の第8シリーズまで続いた。丸山家の子供たちを演じた13人の子供達のうち、ドラマの放送終了後も芸能活動を続けたのはわずか。大半の子供たちが芸能界を離れて普通の学生生活へと戻っていった。

 番組には13人中9人のきょうだいが集まった。家族を束ねたやさしいお兄ちゃん、長男・正平役を演じた高尾晃市さんはマジシャンに転身。26歳でプロの道へ入りプロマジシャンとして活躍する。

 秀才キャラで医大に進んだ次男・信平役の河相我聞はドラマを機にブレーク。丸山家の象徴とも言うべきコの字型の食卓で高尾さんらと再会し、「すごいね、再現してある。懐かしいね」と喜んだ。現在41歳で、2人の息子を育てるシングルファザーとして頑張っている。

 四男・五郎役の須藤公一(39)はTBS日曜劇場「99・9―刑事専門弁護士―」などに出演する名脇役に“成長”した。

 四女・八菜子を演じた山田飛美さんは芸能界を引退し、大学進学。卒業後に大手人材派遣会社に就職し、その後独立。起業から2年で年商5億円見込みの人材派遣会社の経営者となった。

 五女・十実子役の藤井ひと美は業界の裏方に転身。「タイムキーパー」というテレビ番組の放送時間を管理する仕事に就きTBS社内で働いている。ドラマ撮影のときに見た「タイムキーパーにあこがれて」現在の職業を選んだという。

 番組で再会した“きょうだい”は、互いの元気な姿を目にし沸き立った。