>>521
アンチェロッティ 監督
「ナカタがペルージャ入りを決めた時、イタリア国内ではその能力に関して、疑問を呈する者も少なくなかった。
 彼の前任者(三浦知良)のイタリア挑戦が不幸な結果に終わったこともあるしね。
 要するに、イタリア人の間には、日本人のサッカーレベルに対する、懐疑心が渦巻いていたのだよ。
 だが、ナカタはすべての懐疑心を取り払った。それだけでなく、日本サッカーのレベルの高さをしっかりと立証したのだ。
 それだけでも大きな成功と言えるだろう。」

「中田はかなりのレベルに達している。
 そしてさらに、毎年のように移籍を繰り返しながらも、常に、“重要な選手”であることを立証している。
 中田はセリエAのトップレベルに定着した選手なんだよ。さらなる…それは中田個人の力だけではどうすることもできないこと。

 なぜなら、中田がより高いレベルに“到達”でき るかどうかは、中田が所属するチームがどれだけの成績を残せるかにかかっているのだからね。」


ザッケローニ
「つまり、“いい時”のナカタなら世界のトップレベルで常に脚光を浴びるような、どのチームにとっても得がたい選手だと思う。
他にとりわけ欠点は見当たらないな。彼は完成されたプレーヤーだよ。
ペルージャでの活躍、そして、ローマでの実績。
ナカタはすでにカルチョの世界で確固たる基盤を築いた選手なんだよ。ローマでスクデットを手にしたことで、彼は完全にカルチョの顔になったのさ。
カルチョを代表するプレーヤーだからこそ、パルマへの移籍が大きな話題を呼んだんだ。
ミランも獲得を希望していたし、アーセナルもオファーを出したと聞いている。ナカタはすでに“その”レベルの選手なんだ。
すなわち、すでに最高のレベルに達しているということさ。」



さすが中田さん
マイナスからのスタートだったから本当に大変だったよね〜^^