サッカーのJリーグにイタリアの大物選手が参戦か。今夏にJ1神戸入りが決まった元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(31)に続き、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ(40)と同FWステファン・エルシャーラウィ(24=ともにローマ)がJクラブに売り込みを行っていることがわかった。

 あるJリーグ幹部は「この夏にエルシャーラウィが日本に来るかもしれない。ローマで試合に出られないので、代理人がJクラブに売り込みをかけているからね。それにトッティも日本に来るかもしれないって。この2人が日本に来たら、Jリーグも盛り上がるんじゃないか」と明かした。

“イタリアの神童”と呼ばれたエルシャーラウィはACミランで日本代表FW本田圭佑(30)と同僚だった。しかしローマに移籍後はベンチを温めることが多く、新天地を希望している。トッティは元日本代表MF中田英寿氏(40)がローマ所属時にポジションを争ったライバル。引退もささやかれているが、現役続行を模索中で日本にも興味を示しているという。

 これまで世界トップ選手が欧州外の地域でプレーするのは、豊富な資金力を持つ米国や中東諸国、中国が多かった。中でも中国の金満ぶりはサッカー界を震撼させているが、リーグの実力や生活面では選手に評価されていない。

そんな中、Jリーグは今季から動画配信サービスのダゾーンを運営する英パフォーム社と10年間で約2100億円の放映権契約を結び、安定した資金を確保。同幹部は「日本にお金があるのは世界でも有名」と話しており、高年俸を保証でき、生活面でも不安の少ない日本の人気は高まっているという。

 実際、ポドルスキは推定年俸500万ユーロ(約6億2500万円)と報じられている。今夏にはさらなるビッグネームが日本でプレーしている可能性もありそうだ。

東スポWeb 5/19(金) 16:32配信
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