KinKi Kids『LOVE LOVE あいしてる』復活も、ジャニーズに外されたアノ“名物メンバー”

 かつてKinKi Kidsが出演していた音楽番組『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ系)のスペシャル特番が、7月21日に放送されることが発表された。
同日にCDデビュー20周年を迎えるKinKi Kidsは、先日も1997年に主演した連続ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)の
続編となるスペシャル版が放送されることが発表されたばかりで、今回の『LOVE LOVE あいしてる』にもファンは喜びの声を上げているが、
その一方で同番組の裏ではある“異変”が生じていたという。

 吉田拓郎との異色コラボで話題を呼んだ同番組は、96年から4年半にわたって放送された音楽バラエティ。

「しかし今回のスペシャル版は、番組を立ち上げた名物プロデューサー・きくち伸さんが、クレジットされていないんです。
さらに収録には、“きくち派”とされていたスタッフやバックバンドのメンバーが、一切参加していませんでした」(テレビ局関係者)

 堂本光一は発表に際して、「こうしてみんなと一緒にやれたことがうれしくて(収録は)本当にあっという間でした」とコメントし、
「KinKiの2人は、きくちさんの不在に戸惑うような様子は見せず、当時を懐かしむように収録に臨んでいたようですが、
スタッフや関係者は違和感を覚えていたそうです」(同)という。

「記念すべきCDデビュー20周年のスペシャル番組です。本来であれば、
ジャニーズサイドから『プロデューサーはきくちさんで』と“ご指名”されてもおかしくない話。ジャニーズときくちさんの間で、
何かしらトラブルがあったと感じざるを得ませんでした」(同)

 きくち氏は2014年の人事で、地上波からCSへの“左遷”が報じられている。

「きくちさんは、『LOVE LOVE あいしてる』の数字が取れず、2クールで打ち切りの瀬戸際にあったとき、レーベルや大手プロを回り、
それこそ土下座する勢いで『力を貸してください!』とゲスト出演依頼を行っていたんです。
それだけ局や番組づくりに尽力するタイプのプロデューサーでしたが、いつからか、自身の感情を優先させて番組を作るように。
『きくちさんに気に入られさえすれば、アーティストは番組の出演枠を確保できる』なんてささやかれていましたから。
きくちさんがアーティストと“私的交流”を持っていたことに関しても、眉をひそめる人間が多かったです」(芸能プロ幹部)

 局内外でも“要注意人物”となっていったきくち氏だが、担当する歌番組では「口パクを受け入れないことを決めました」とブログで宣言し、
波紋を呼んだこともあった。

「『口パクNG』宣言の年に放送された『FNS歌謡祭』で、嵐がVTR出演の上に口パクだったことから、ネット上で嵐へのバッシングが噴出。
それに対して、ジャニーズは不満を抱いたようで、またアミューズなど他事務所からもきくちさんへのクレームが出るようになったため、
きくちさんは地上波の番組から外され、フジの“口パク演出”もすぐに復活しました。
そして、今回の『LOVE LOVE あいしてる』にきくちさんが参加していないのも、フジがジャニーズ側に配慮した結果といわれています」(同)

 名物プロデューサー不在の『LOVE LOVE あいしてる』は、果たして本当に復活したと言えるのだろうか。

http://www.cyzowoman.com/2017/05/post_139048_1.html