陸上の世界最高峰シリーズ・ダイヤモンドリーグ上海大会の男子100メートルで人生初のフライング失格となった桐生祥秀(21)=東洋大=が14日、羽田空港に帰国した。無念の帰国となったが、次戦の関東学生対校戦(25日開幕・日産スタジアム)に向け「これでビビっていたら負け」と、名誉挽回を誓った。

 桐生のスタート反応タイムは0秒084。号砲の後だったが、現在のルールでは0秒100未満はフライング。「正直ショックだった」と苦笑いを浮かべつつ「これでビビってたら意味がない。もっとスタートを極めて、進化していきたい」と、前を向いた。今後は世界選手権に向け、スタート装置の対策にも着手する。屈辱を糧として、次戦で再び日本人初の9秒台を狙う。

デイリースポーツ 5/15(月) 6:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170515-00000030-dal-spo