2017年の『AKB48選抜総選挙』は、6月17日に沖縄県豊見城市のSUNビーチで開票イベントが行われる。

「同地では初開催ということもあって、沖縄の地元新聞も大きく報じています。
すでにビーチ周辺のホテルは予約でいっぱいになっており、2万人前後のファンが集まるといわれています」(アイドル評論家)

これまでのAKB総選挙は、関東圏で6回、福岡県と新潟県でそれぞれ1回ずつイベントが行われてきた。
なぜ今回は沖縄で開催されることになったのだろうか。

「プロデューサーの秋元康氏はAKBの姉妹グループを沖縄にも作りたいようです。
沖縄本島を中心にして、しっかり地元に根付くグループを狙っているみたいです」(同・評論家)

沖縄は過去に、安室奈美恵、『MAX』、『SPEED』など数多くの実力派シンガーを輩出したアクターズスクールがある。秋元氏はそこを狙ったというのだ。

AKBの中心にもなれるようなメンバーを

「AKB系列の地方グループのなかで、いま関東圏で名が通っているのは福岡の『HKT48』ぐらいです。
今年は瀬戸内7県を中心とした『STU48』も結成されましたが、大阪の『NMB48』、名古屋の『SKE48』、
そして新潟の『NGT48』は、誰が在籍しているのか、すぐに思いつくメンバーが少ないというのが現状です。
ほかには『乃木坂46』が人気ですが、『欅坂46』はこれから知名度を上げていかなければなりません。
何しろ大元のAKB48にトップアイドルが減っているため、次世代がいない。そこで沖縄に目を付けているのです」(音楽ライター)

これ以上の不発は何としても避けたい秋元氏が目に付けたのが、沖縄だったということなのだろう。

「最大都市の那覇市を中心にグループ名は『OKN48』といった感じになるのでしょうか。
人口31万9000人の中都市ですが、逸材が出る可能性は高い地域です。
今年の秋にデビューするという情報があります」(同・ライター)

AKBグループの起死回生の一手となるか。

http://dailynewsonline.jp/article/1310419/
2017.05.14 19:00 まいじつ