ブルームバーグによると、トルコ中央銀行は銀行が外貨からリラに転換して中銀に預けた法定準備預金の一部について、通常より高めの14%の金利を支払う。中銀が明らかにした。外貨建ての同預金については年1.5%の金利を課す。外貨の準備預金の10%を来年1月21日までに、20%を3月18日までにそれぞれリラに転換した銀行は2022年末まで新たな金利を免除される。中銀は先に、外貨からリラに転換された預金については預金準備の対象から免除すると発表していた。

発表後、外国為替市場でリラは下落。同通貨に関するコメントを巡り、同国中銀の元総裁2人を含む10数人が刑事告訴の対象になっており、これが影響した可能性はある。