エルドアン大統領は、6月1日に、金利を引き下げれば投資の負担が軽減されると指摘し、「7月、8月に金利が低下し始める必要がある」とトルコ中央銀行に対して利上げ圧力をかけていた。
 エルドアン大統領の金利理論「エルドアノミクス」では、高金利はインフレ上昇をもたらし、借り入れコストの引き下げが物価上昇のペースを抑え、経済活性化につながることになっている。
 9月のトルコ中央銀行金融政策決定会合(7名)では、カブジュオール第25代トルコ中銀総裁は、金融政策の焦点を「総合インフレ率」から「コアインフレ率」に移行して、
政策金利を19%から18%に引き下げた